欲望のバージア
不死身三兄弟。
最初のうちは、不死身で最強の兄貴だったはずの次男。話の後半には、実はあれれ?それほどでもない?というのがわかってくる。最後は笑い話。実に最強なのはアル中長男ではないか?三男はみんなをイライラさせ物語に山を作るためにいるからね、アレで良い。
デイン・デハーンくんも良かった。顔小さいなあ。キラキラしてるわ。
私としてはまんまとトム・ハーディにしびれちゃった。ありゃ痺れるだろ。あれが男だ。現代に通用するかは…わからん。
ジェシカ・チャスティンは、やはり、彼女は情が深い女の役がよく合う。すごく好き。ジュリアン・ムーアも好きなんだけど、その線だなあ。
子鹿を抱いたミアちゃん(ワシコウスカ)が、子鹿と合わせて、もう、カワイイの2乗でした。
うん、久しぶりに「これ好きだ〜」と思いながら見た映画。
久しぶりにハードボイルドを見たという満足。話全体からすると、もっと違うテーマがあるのだろうけれど。
出てくる絵がいいの。
色合いも好き。
音楽も良い、さすがケイヴ先生。教会の賛美歌もよかった。
そして、出てくる俳優がみんな上手い。
最後の橋での襲撃に出かける前のフォレストと、マギーの会話のシーンが素晴らしくいい。
真剣で、ちょっと笑えて、でも、ものすごく思いやりがあって、直接的な言葉にしてなくて。
もうねー。切り抜いて真似したい。
もと女子アナ
J−WAVEって、フジテレビを辞めた後の女子アナが、わりとすぐパーソナリティーをつとめててることが多い。
それが。総じて、声が甘ったるくて鬱陶しい。おまけにカワイイ顔も思い浮かぶし。
もう、あまあま過ぎるんですよ。
テレビで見ていたときは、別に発声なんては気にならなかったのにね。声だけになると、媚びが過剰になるのか。
テレビとラジオは違うのねえ。
もっとキリっとしゃべってくれ。
ザ・マスター
いろいろあるけど。
例えば「ライフ・オブ・パイ」で言うところのトラ。
「トラがいる」っていう認識だけではダメなのかしら。
その先どうするかは…思考停止。
クラウドアトラス
いやん面白かった。
こういうわかりすい、見てるだけで楽しい、監督の気合いが尋常ではない映画って好きだ。
浅薄という感想もわかるけれど、見た人なりの深読みもできるような(難しい教養レベルでなく)作品。
わたしゃ「エンジェル・ウォーズ」も好きだったしね。
横道世之助
ふふふ。私たちの人生ってくだらない会話で出来上がってるわねえ。
今まで何十年もああいう会話を積み重ねてきたかと思うと、そしてまだまだそれは続くと思うと、笑える。
ときどき、いいことも言うんだけどね。
世界に何人いようとも、私が出会う人の数は限られている。
父や母やおばあちゃん。たまたま同じ地域に住んでいた幼なじみ。番号順で隣りに座った後の友人。思い切って声をかけたあの人。
ああ、わたしの世界を愛おしいと思いたい。
愛せたらそれが幸せだ。
アルバート氏の人生
「アルバート氏の人生」を見た。
この間の「マリー・アントワネットに別れをつげて」に続いての東京宝塚の聖地、日比谷系!映画。
「ライフ・オブ・パイ」も見たんだけどね。
それと比べるととてもささやかな物語。
“人恋しい”をこじらせるとああなるかもなあ。
アルバート氏の場合は、彼女のこれまでの辛い経験とか当時の時代背景などがあるのでしょうが。
なんだかちょっと他人事に思えなかった。
他の人と初めて積極的に関わったとき。それじたい大した進歩なのだけれど、その不器用さにもの悲しくなる。
なぜそこでそれを言う?そこでそんな行動を?みたいなことをするわけよ。
それはね。人が恋しいからなの。
誰でもいいってわけでもないけど。たぶん本人に言わせれば、それなりの理由はあるのだけどさ。
人さまから見て結果的に「あぁ無情」な人生でも、その人にとってはいろいろあった人生。
やっぱり他人に関わって、喜んだり悲しんだり怒ったり笑ったりして生きたい。せっかくいろんな感情があるんだから。
キレた…とは思ってないけどキレたんだな
待ち合わせの時間まではまだ少し余裕があった。
15分後に電車に乗れば、目的地に5分前に着くな…と思っていた。
じゃあちょっと腹ごしらえして…と、ちょうどお昼12時くらいのスー◯ストッ◯トーキョーに入った。
時間ないからね。食べるというより飲むという感じのオマール海老のなんとか(パンもご飯もなし)を注文した。
「席でおまちください」
…
…
えーまだこない…。10分経った。
と思ったら、なぜか私より後から入った人のオーダーはもうきてる。
なんだろ、考えるより先に言葉が出てしまった。カーッとした気はしていない。冷静に「もういい」と思った。
「もう結構です。ごめんなさい。時間ないんでいいです。」と席を立つ。
「今、できましたよぉ」と店員の女の子。
「もう、ほんと、時間ないんで。ごめんなさい。」とお金を返してもらう。
ファストフードでしょう?よそるだけでしょ?10分以上待たせるってどういうことよ?
だったら、注文したときに時間がかかりますって言えばいいじゃない?
私より後から来た人のほうが先にきてるってどうよ?
5分で食べろ?っていうの?
ってことを一瞬にして思って行動したんだろうなあ。
後から考えてみる。
そもそも昼時はこんなに待つものなのか。(いつも私がこの店を利用するとき(夕方〜夜)は、ほとんど待たない。時間帯の問題?)
私より後から入って着席した人のほうが、先に注文がきていたけど、そのひと、実はもっとすごい前に別の場所で待ってたのか?
少し待った時点で、一度、店員さんに「まだですか?」と声をかければよかったんだけど、いきなり「帰る」ってさ…大人としてどうよ。
思ってないくせに「ごめんなさい」とか言っちゃって言いたい事は言ってない上、いきなり店を出る。でもいっぱい人がいたしねえ、あんなところでクドクド説明できないよ、時間ないし。と、自分の行動をうじうじ。
キレない…ってちゃんと段階を踏んで、自分の気持ちを伝えてこそだ。
まあ、キレたんだよな…あれは。
もし、わたしがその場に居た他人だったら「なんでそれくらい待てないの?」って思うんだろうなあ。
結論。
時間ギリギリの行動はよくない。