欲望のバージア

不死身三兄弟。

最初のうちは、不死身で最強の兄貴だったはずの次男。話の後半には、実はあれれ?それほどでもない?というのがわかってくる。最後は笑い話。実に最強なのはアル中長男ではないか?三男はみんなをイライラさせ物語に山を作るためにいるからね、アレで良い。

 

デイン・デハーンくんも良かった。顔小さいなあ。キラキラしてるわ。

私としてはまんまとトム・ハーディにしびれちゃった。ありゃ痺れるだろ。あれが男だ。現代に通用するかは…わからん。

ジェシカ・チャスティンは、やはり、彼女は情が深い女の役がよく合う。すごく好き。ジュリアン・ムーアも好きなんだけど、その線だなあ。

子鹿を抱いたミアちゃん(ワシコウスカ)が、子鹿と合わせて、もう、カワイイの2乗でした。

 

うん、久しぶりに「これ好きだ〜」と思いながら見た映画。

久しぶりにハードボイルドを見たという満足。話全体からすると、もっと違うテーマがあるのだろうけれど。

出てくる絵がいいの。

色合いも好き。

音楽も良い、さすがケイヴ先生。教会の賛美歌もよかった。

そして、出てくる俳優がみんな上手い。

最後の橋での襲撃に出かける前のフォレストと、マギーの会話のシーンが素晴らしくいい。

真剣で、ちょっと笑えて、でも、ものすごく思いやりがあって、直接的な言葉にしてなくて。

もうねー。切り抜いて真似したい。