久しぶりに

「同じ考えだよね」とニコニコと期待していたことが、違っていた。

直前まで「違うよ」と言ってもらえなかった。

そして、ガッカリしている私に気を遣ってくる。それが余計に悲しいんだけど!

いやー、この感覚は久しぶりだ。

〝なんだか、わたし、バカみたい。みじめだなぁ〟と思う感覚。

若い頃、幼い頃はこういうことはよくあった。言い返したり、抵抗したりもした。

夜の布団の中で泣いたりもした。


年をとってくると、そういう気持ちにならないように何事も期待しなくなった。常に予防していた。

でも、たまにはこういう気分も悪くない。「残念だったね」と自分に言ってやる。

どうせ流れていくからさ。


アド・アストラ(ネタバレだろうか)

内省的な宇宙もの。それが、そもそも苦手なのだが、果たしてやっぱり面白くはなかった。

ブラピは、離婚して、子どもたちと離れて寂しいのかな。

ブラピのリハビリにはなったのかな。

とか思ったりして。

何か心掴まれるシーンがひとつでもあればもう傑作!となるのだけれど、残念ながら、これにはグッとくるところがなかった…。萩尾望都の宇宙SFのほうが深いよねぇ。



音楽映画ベスト10

お世話になっております。毎回読んでます。今回は参加いたします。よろしくお願いします。

 

50歳の私の音楽映画ベスト10(2015年版)

  1. 恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989年 監督スティーブ・クローブス)
  2. 13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ (2004年 監督ゲイリー・ウィニック)
  3. ベルベット・ゴールドマイン(1998年 監督トッド・ヘインズ)
  4. プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ(1987年 監督プリンス)←但し私が見たのは2014年ニューマスター版
  5. マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年 監督マイケル・ジャクソン、ケニー・オルテガ
  6. ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男(2014年 監督テイト・テイラー
  7. マグノリア(1999年 監督ポール・トーマス・アンダーソン
  8. ブルース・ブラザース(1980年 監督ジョン・ランディス
  9. メリー・ポピンズ(1965年 監督ロバート・スティーヴンソン)
  10. フットルース(1984年 監督ハーバート・ロス

 

1位はダントツ。ジェフ・ブリッジスの色気がタダ漏れしている。ブリッジス兄弟が共演しているとか、ミッシェル・ファイファーの歌がうまいとか、そんなこたぁどうでもいい。キザったらしいピアノ弾きジェフ・ブリッジスが本当に素敵。クラクラする。

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2位も本当に大好き。見る度に泣くラブコメジェニファー・ガーナーマーク・ラファロもとてもかわいい。二人のキスシーンがもうもうキュッとくる。これは音楽映画とはいえないかもしれないけれど、マイケル・ジャクソンの「スリラー」を筆頭に音楽がいい味を出しております。

 日本では劇場未公開でした。マーク・ラファロ出演作品を漁っていて見つけました。

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3位。ああもう。ブローチ。

英国俳優はまっぱと同性愛は必ずやらねばいけません。必修。ジョナサン最近どうしているのかな。

私の心のアイドルギタリスト、バーナード・バトラーさんがサントラでギターを弾いていたという理由で3位入賞です。

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ブラックミュージックは、特に好きで詳しいというわけでもないのに、なぜか4、5、6位(8位もそうか)はそうなりました。いずれも心に響き、座っていられない、身体が勝手に動きそうになる映画です。しかしちょっとでも動かそうものなら己のリズム感の無さに軽く絶望する。

 

7位は、これも音楽映画といってもいいのかな。

エイミー・マンの wise up を歌いつないでいくシーンが大好き。なぜか涙が出る。映画全体はそれほど好きでないのに。なぜだろう、ポール・トーマス・アンダーソン監督の映画はいつもそう。強烈にインパクトを受ける場面があって、全体は好きでない(よく理解できない)のにいつの間にか映画そのものが心に残る(のがシャクにさわるわー)

おまけ。その後ライブで見たエイミー・マンはひっじょうにクールな佇まいであった。この歌に対して過剰な熱意を持っていたのだが、ああそうよね、そういうふうに唄う歌よねと思ったのであった。

 

8、9、10位は思い出枠です。子ども時代から10代のころ、こんなの初めて見た!と数日興奮が続いた思い出音楽映画。

 

以上です。