dog man star

ゴールデンウィークはほぼsuedeのために金をつかった。他に貢ぐところもないし。もうね、いいですよ。もってけブレット。

 

まず、5/4の新木場JAPAN JAM。

ブンブンサテライツの始まる前に会場に着く。体力温存で臨みます。

ブレットの頭、小さいなーと毎回思う。細い。リチャードと遠近感が違いすぎる。

フェスにふさわしく、ヒットパレード。

新曲も披露。ギターの音がキラキラしていて良い感じ。

最後にstay togerherのショートバージョンを演奏。ナマで初めて聞いた。この曲のもともとの雰囲気に依らず、ねっとりせずに、軽快に演奏。

 

 

5/5大阪NHKホール。

performing dog man star

アルバム全曲再現ですよ。

メンバーの集中力と緊張感と情熱にぼうっとなってしまった。

こんなに面白いアルバムだったけ?こんなに短かったけ?

これは、バーナードさんの脱退がらみのアルバムだったから、わたくし1stでバーナードのギターに惚れてsuedeを聞き始めた者としては、「あーこの曲、ブレットがバニなしで作ったんだなー」とか「ギターが聞こえん」等々の理由で、とばしながら聞いてたのよ…。ちゃんと通して聞いてなかったという…。ぽんぽんと好きな曲だけ選んで聞くというね。ごめんね。

第二部は、おなじみの曲たち。

ひゃっほう。

my dark star の♪アルディンチーナ〜って歌い方大好き。

 

そこで、途中で、ブレット先生が言ったんです。「かもーん。かもーーーん。」(他の単語も使ってましたけどヒアリング出来ず)て。

私は、右翼の真ん中辺よりは前寄り、ちょっと段差のある席だったのですけれど。

きゃーーー。

ステージに駆け寄ってしまった…。座席指定のホールなのに。

普段の私は、専ら、ステージを後ろで見る派というか、全体が見たい派、おまけに背が低く頑丈でない。加齢とともに足腰も弱くなっている。

そしてアナ雪で言えば(突然のアナ雪)、覚醒前のエルサ姉ちゃんと同じく、常に自分を自制して約束は守るタイプ。ライブハウスでも、そのときの興奮に任せて前に行ったりしません。

でも、走ってしまったの。前に。この度は。

係員も中途半端な止め方しかしなかったし。

やっぱりさー。本当に熱くなると、心より、身体が反応するもんですね。本能の赴くまま(若返り)だか、前後不覚(老化による)か。

半ば放心して、ステージ上のブレットに手を伸ばし、目で追いかけて、一緒に歌い跳ねたのでした。

最後、マットがねえ、ステージにも観客にもストリングスのお姉ちゃんたちにも拍手してステージを去るのがステキだったわ。マットって物腰が優雅なのよねえ。

 

 

5/7六本木EXシアター

今日も、アルバム再現です。

昨日より楽器の音がよく聞こえました。特にギター。リチャードえらいなあ。

昨日以上に感動。なんて素晴らしいアルバムなんだ。アンダーソンバトラー、すげえなあ。曲の耐久年数がハンパない。

the asphalt world、もうレギュラー曲に加えていただきたい。わたし、毎回うっとりすると思います。

こうやって、アルバムをじっくり丁寧に聞くっていい。これはそういうアルバムだった。

最後の最後の曲は、私の大好きなbeautiful ones ( trashより大好き)で閉まったのでした。あの前奏のリチャのギターは胸がキュンです。

 

わたし、正直、suede復活、新しい期待より、なつかしい曲が聞けて、一緒に歌えて、彼らの元気な姿が見られれば十分なんて思ってたんだなあ。ファンなのに見くびってた。ごめんよ。

今回のステージは20年前のアルバム再現だったわけだが、なんだか、びっくりするほど、最新型のsuedeだった。

 

また、来てね!