危険なプロット
面白かった!
覗き見って楽しいよね、「続く」って言われると知りたくなるよね。皮肉に次ぐ皮肉。
作家という仕事は、観察し過ぎ、妄想しすぎ。
想像と現実の区別がついてるせいなのか、考えが及ばないせいなのか(いやらしい言い方をしてみたよ)、平凡な中産階級の家族のチームワーク(思いやり)が意外に強かった。想像でなく実感が大事。
って、これもおませな彼の書く羨望の家族、虚実入り乱れててホントのところはどうだかわからないけど。
きっと誰にでも物語はあるはず。主人公たちが最後のシーンで見ていた数々の窓と同じように。
でも、自分は、全然、物語を持っているなんて思えない。
だからこういう物語を見て楽しむのだ。うっとりするのだ。
美少年(または美少女)に、人生を翻弄されたいなーとちょっと思うのだ。