アルバート氏の人生

「アルバート氏の人生」を見た。

この間の「マリー・アントワネットに別れをつげて」に続いての東京宝塚の聖地、日比谷系!映画。

 

「ライフ・オブ・パイ」も見たんだけどね。

それと比べるととてもささやかな物語。

 

“人恋しい”をこじらせるとああなるかもなあ。

アルバート氏の場合は、彼女のこれまでの辛い経験とか当時の時代背景などがあるのでしょうが。

なんだかちょっと他人事に思えなかった。

他の人と初めて積極的に関わったとき。それじたい大した進歩なのだけれど、その不器用さにもの悲しくなる。

なぜそこでそれを言う?そこでそんな行動を?みたいなことをするわけよ。

それはね。人が恋しいからなの。

誰でもいいってわけでもないけど。たぶん本人に言わせれば、それなりの理由はあるのだけどさ。

 

人さまから見て結果的に「あぁ無情」な人生でも、その人にとってはいろいろあった人生。

やっぱり他人に関わって、喜んだり悲しんだり怒ったり笑ったりして生きたい。せっかくいろんな感情があるんだから。